@article{oai:ipu.repo.nii.ac.jp:00000409, author = {江原, 智子 and EBARA, Satoko}, journal = {環太平洋大学研究紀要, Bulletin of International Pacific University}, month = {Mar}, note = {近年,大学初年次生の英語学習における既存知識や目的は多様性を増し多くの教育機関で様々な学習の選択肢を提供する事例が増えている。大学における基盤教育としての性格を持つ英語学習は一般教養クラスや補習学習において,基本的な語彙や文法事項の見直しを中心とした学力の増強を中心に,後の学術分野・職業分野など専門的な英語学習への移行を目指す例が多く,同時に実践的なコミュニケーション力の獲得を期待される傾向がある。このような大学における学力基盤の見直しを中心とする授業では,学習者が自発的に言語材料を使用する機会を通し自律的な学習習慣の獲得へ効力感を得ることが初年次生の後の言語学習の実践と継続を促す鍵になると思われる。これを下支えする自己決定理論(Deci & Ryan, 2002)の「3つの基本的な心理的ニーズ」を学習環境に提供する事を踏まえ,筆者は英語の補習学習クラスにおいて3つの英作文プロジェクトを導入した。学習経験の異なる学び手が,それぞれ限られた言語材料の中で自身の考えを表現する機会を通して,目標言語を介し伝達する事への価値観を得ることを期待した。これらの学習効果について,学生の作品や学内テストの結果,学期末アンケートの記述などを通して分析した。}, pages = {79--86}, title = {学習者の英作文への自律性を高める試み ― 自己決定理論を基盤として ―}, volume = {8}, year = {2014} }